小豆島そうめん
この季節に無性に食べたくなるそうめん。知人が、日本三大そうめんの一つ、小豆島そうめんを送ってくれました。
小豆島そうめん(しょうどしまそうめん・香川県)は、2月の極寒に寒風吹く中で天日干しを行い手間暇かけた2日間の工程でじっくりと熟成させた弾力のあるそうめんだそうです。
早速いただいてみましたら、確かにすごくコシがあって本当に美味しかったです。
ちなみに、日本三大そうめんのあと二つは、言わずと知れた揖保乃糸(いぼのいと・兵庫県)と、三輪そうめん(みわそうめん・奈良県)です。
揖保乃糸は、熟成と延ばす作業を繰り返すことで、茹で伸びしにくい滑らかな舌触りでコシがあり歯切れの良い食感になるのだそうです。
三輪そうめんは、11月から3月の寒い時期に限定して作られているので、塩分を少なくすることが出来て細くてもコシが強く独特の歯ごたえのある麺になるそうです。煮崩れしにくいので、にゅう麵や炒め物にも適しているのだとか。
知人イチオシの小豆島そうめんもコシが強く、さすが四百年の伝統の技だと思いました。
そういえば、ひやむぎとそうめんの違いは太さで、直径が1.3mm未満が素麺、1.3mm以上、1.7mm未満がひやむぎ、1.7mm以上でうどん、4.5mm以上(厚さ2mm未満)できしめんとなるそうです。
手延べ麺は生地に植物油を塗付して手作業で引き延ばしているため機械製法と違い太さの違いを出すのが難しく、1.7mm未満のものは、そうめん・ひやむぎのどちらで名付けてもよい事になったそうです。
益々そうめんとひやむぎの違いがわからなくなりましたが、太さだけでなく、製法が違うと食感も味わいも違うそうめんの奥の深さを感じました。
今年の夏は三大そうめんを食べ比べてみたいと思います。
【小豆島手延素麺】 小豆島 そうめん 「島の光」 高級限定品 黒帯 2kg(50g×40束) 価格:2,314円 |