るりぼんの凡汎日記

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カルガモ親子 その後

5月の末頃から、成長を楽しみに観察してきたカルガモ親子を久しぶりに見ました。

最初12羽いた赤ちゃんは5羽にまで減り、その後が気になっていましたが、よかった!ちゃんと5羽健在でした!

しかもお母さんと区別がつかない位大きくなって、皆で揃って楽しそうに泳いでいました。

あの美形のお母さんは、最初全く見分けがつかなかったのですが、途中から1羽だけ水から飛び上がり、高い位置から子供達を守るかのように我々傍観者に向かって無言の圧をかけてきたので「お母さん」だとわかりました。よく見ると、大きさは皆同じくらいですが子供達の方には内側に白い羽が隠れています。

やはりお母さんが美形だと、子供達も皆可愛い顔をしているのですね。羽以外は全く同じで見分けがつきません。

しばらくして泳ぎ疲れた子供達が、川に浮いていた板に乗って眠り始めると、お母さんも板の中央に座ってずっとこちら側の傍観者を見据えています。

「手出しするな」と言わんばかりに。

鳩が7~8羽、川と歩道の間にある鉄の柵に止まって、カルガモ親子を凝視していたので、鳩達にガンを飛ばしていたのでしょうか。

自分と変わらない位大きくなった子でも守ろうとするなんて、母親の愛は深いのですね。

ところで、カルガモはどうやって子離れするのでしょうか。

雛が無事に親と変わらない大きさにまで成長し、飛翔力を身に着けた時点で親鳥は役目を終え、突然飛び立ち姿を消したり、追い出すようにして独り立ちを促したりするようです。

そろそろ親子に別れの瞬間が訪れるのかもしれません。