賞味期限
粉チーズ、豆板醬、チューブの練りからし
冷蔵庫に保管しているもので、この一年間で賞味期限を切らしたものです。
気を付けて時々チェックしていますが、またやってしまいました。
ドレッシングや焼肉のタレの後ろに隠れていた半分以上残っている粉チーズが、6月26日で切れていました。
そもそも粉チーズは開封したら1か月以内に使い切らないとカビが発生することがあるらしいので、もうアウトですね。
ラー油の小さな瓶でさえ、何度も賞味期限を切らしています。料理があまり得意ではないせいか、調味料を期限内に使い切るのが苦手みたいです。
食べ物を粗末にしないがモットーの私としては、賞味期限が迫ると使い切ることに躍起になってしまいます。
当然同じような味付けの料理が続きます。
が、ある時私の「常識」を覆す事件がありました。
ご年配の一人暮らしの知人宅に数人でお邪魔した時に「食べきれないから持って帰って」と有名店のフィナンシェとマドレーヌを3個ずついただいて帰りました。
翌日いただこうとしたら、何と一か月も賞味期限が過ぎています。慌てて他の人に電話をして「お腹を壊すから食べないほうがよい」と伝えると、皆さんもう召し上がった後でした。
「美味しかったわよ。全然大丈夫よ」と笑っています。
その時初めて、世の中には賞味期限に対して寛容な方が多いということを知り愕然としたものです。
「美味しいから食べてみなさいよ、捨てるなんて勿体ないわよ」と言われて恐る恐る食べてみたら、確かに美味しくて何ともないのです。
お腹を壊すことも、具合が悪くなることもありませんでした。バターや卵をたっぷり使っている筈なのに不思議でした。
日本は賞味期限を三割ほど短く設定しているから、たいていのものは大丈夫なのだそうです。食べてみて、味や匂いに異変がなければオッケーということですね。
あの一件以来、賞味期限に寛容になりました。
物にもよりますが、過ぎてから1か月間はセーフです。