るりぼんの凡汎日記

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おススメの美味しいと思ったもの、良いと思ったものを勝手に紹介するブログ

カルガモ親子

カルガモの親子って本当に可愛いですね。

近くの公園の川にも12羽の赤ちゃんとお母さんカルガモがいて、その様子を見るのが最近の一番癒されるひと時です。

赤ちゃんが可愛いのはもちろんですが、そのお母さんがすごく可愛いお顔で、カルガモの世界にも美形かそうでもない、があることを初めて知りました。

目の上のラインがまつげのように見え、くちばしの横のラインが口角が上がったように見えて何ともチャーミングなんです。

赤ちゃんを優しく見つめる目元が涼しげで、くちばしを水の中に入れてかいがいしく餌を捕っている姿までもが美しく絵になっています。

毎日のように観察しているのですが、12羽いた赤ちゃんは無情にも8羽になり…一昨日は6羽に減っていました。カラスや野良猫の餌食になってしまったのでしょうか。

昨日の夕方確認に行きましたら、何と3羽になっているではありませんか!

お母さんの気持ちを思うと可哀そうで胸が痛みました。

そこに、すごい勢いで別のカルガモが来て、お母さんを追いかけて川から出ていってしまいました。

残された赤ちゃん3羽が不安そうにピヨピヨ泣いていると、追いかけていた方のカルガモが戻ってきて赤ちゃんの1羽に猛攻撃をはじめたのです。最初食べているのかと思うほどしつこく突いて、とうとう攻撃された赤ちゃんは死んでしまいました。

ほどなくして6羽のちょっと大きい赤ちゃんが現れて、その凶暴なカルガモと連れだって泳いでいきました。

そうなのです。私が秘かに「可愛い!」とファンになっていたあのお母さんが、凶暴なカルガモの正体でした。

縄張りを守る為に必死なのですね。

あのお母さんも、こんな感じで6羽もの我が子を殺されてきたのだから仕方の無い事だというのはわかりますが、厳しい現実を目の当たりにして心が凍りつきました。

追いやられたお母さんが戻ってきて、2羽を連れて泳いでいるのを確認して帰宅しましたが、もう公園に行く気は失せました。

カルガモの敵はカルガモというのは本当でした。

 

<追記>

先程近くまで行ったので、親子の様子を見てきました。

5羽になった赤ちゃん達は少し大きくなっていました。一生懸命に水にくちばしを入れて何かをついばんでいる感じでした。

美形のお母さんも相変わらず優しい眼差しで我が子を見守っていました。

 

攻撃されていた親子の姿はどこにもありませんでした。