知らなくてソンした おやつ
ビックリしました。こんなおやつがあったなんて!今まで知らずにきたなんて、ああ、なんて勿体ないことをした!と、久々に思ったおやつの事を書きたいと思います。
包装紙やパッケージが百人一首だったり雅な平安情緒を表現している京都老舗の煎餅おかきの専門店、小倉山荘さん。一袋の中に一口大のお煎餅が8種類入っていろいろな味が楽しめる「をぐら山春秋」が有名です。たまに贈り物に使ったり自分用に詰め替え袋を購入しています。同じくらい好きなのが「恋しかるらむ」という吹寄せで、こちらも何度も購入していますが、知りませんでした。
「あられづつみ」という新食感のお煎餅があったことを!
胡麻が練りこまれた甘い京風卵煎餅に醤油味のあられが包まれているお菓子で、見た目は地味でパッとしない感じです。現に今まで何度もデパ地下の小倉山荘で買い物をしているのに、一度も目に留まったことはありませんでした。この味を知らなかったら、自分で買う事は一生なかったと思います。見た目だけで判断してはいけませんね。(^-^;
暮れに友人から
「美味しいから、食べてみて」
といただいていたのを忘れていて、一昨日初めて食べてみました。サクッとしたあられと、甘い卵煎餅があわさると
「えっ、何、これっ⁉」
上品な甘じょっぱさがクセになり、口の中で食感の違うものが混ざり合う何とも不思議な食感に無我夢中で食べていて、気が付くと、3本目を手にしていました。
中に有平糖という白い砂糖菓子(南蛮菓子)が入っている巻せんべいはありますが、あられを包むなんて発想は斬新で驚きです。小倉山荘さんだけの個性派お菓子だそうでが、考えた人はすごいと思います。
新しもの好きなだけかもしれませんが、ハマりました。(#^.^#)
昨年秋のTBSドラマ、森七菜さん、中村倫也さん主演の『この恋あたためますか』の中で、「3.11の東日本大震災の時に、多くの人々が求めたものは、お握りなどの食事系でなくスイーツだった」というようなセリフがありました。
スイーツなどの甘いものには、ストレスを緩和出来る力があるそうです。
あられづつみを食べ終えて、何故かそのドラマのセリフを思い出していました。
甘いものに癒されている自分は、おやつはやめられそうもありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。(*^^*)